川崎市へ要望書提出

本日午後、川崎市へ「ヘイトスピーチ事前規制」についての要望書を提出しました。

以下が提出した全文です。

本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取り組みの推進に関する法律に基づく「公の施設」利用許可に関するガイドライン(以下、ヘイトスピーチ事前規制)についての要望書 平成29年7月19日 川崎市長 福田 紀彦 殿 日々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

私たちは日本国民の権利を第一にと党是に掲げる日本第一党です。この度の貴市が制定を計画する「ヘイトスピーチ事前規制」は明らかに違憲であり断固反対を致します。
我が国の公の施設は日本国民の税金によって建設、維持されているものです。また公の施設の利用は公共の福祉に反しない限り許可をされなければならないと憲法及び地方自治法で定められております。  一方、神奈川県の公安条例でも公安委員会は、申請があった時は、集会、集団行進又は集団示威運動の実施が、公共の安寧を保持する上に直接危険を及ぼすと明らかに認められる場合の外は、これを許可しなければならないと定められております。
「都市公園の利用に支障を及ぼす」との考えは「他の利用者を暴力的に排除する」、「大声や罵声で他の利用者の利用を阻害する」というような行動が対象であって、ヘイトスピーチをする蓋然性がある等の「表現行為の内容」が「利用に支障を及ぼす」と解する事は出来ません。それどころか、この「ヘイトスピーチ事前規制」は憲法で保障をされている集会・表現の自由を不当に侵害するものであります。  日本第一党は神奈川県川崎市にて現在検討されている「ヘイトスピーチ事前規制」は明確に憲法に違反しており市及び市長としてこのような規制は設けないこと要望致します。
また仮に規制を設けられた場合には無効確認の行政訴訟を行い市長と議会の責を問うことを、ここに宣言致します。

日本第一党 神奈川県本部 本部長 中村 和弘